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けたろうさんのことがそれとなくわかるところ
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おさらい。
小僧がマジコンでムキー。

以下、マジコンに対するけたろうさんの意見。

ゲームソフトのコピー機、という機能をどう捉えるかの前に、僕の商品に対するスタンスを述べておくことにする。
商品として消費者の手元に渡った以上、それをどう扱うかはその消費者の自由である。
これは大前提。
例えばゲームディスクなら、フリスビーにしたっていいし、コーヒーの受け皿にしたっていいし、カラス除けにしたって構わない。
もちろんそれは本来想定された用途とは異なるんだけど、そこまでを監督する義理もないので、好きにすればいい。
もう少し本題に寄せて例を挙げなおすと、冒頭部分だけ遊んでやめたっていいし、縛り(特定の操作や仕様を利用しないこと)プレイに興じてもいい。
同じ理屈で、ゲームデータを抽出して改造することも、セーブデータのバックアップを取っておくことも、複数のソフトをまとめて保存しておける(携帯音楽プレイヤーにおけるCDとの関係のように)利便性にあやかることも、別に構いはしないだろう。
自分以外の誰かに対して影響を及ぼした時点で司法が動くのが世の常なので(未成年の飲酒とか、覚醒剤の所持・使用みたいな、迷惑をかける可能性、のレベルで取り締まるものもあるけども)、このレベルはなんら問題ない。
手に入れた物品に対するアプローチを制限する理由はない。
身の危険に及ぶ注意事項は製作者というプロからの言伝だと思って守ってもらいたいと思うが、使い方は各々の思った通りでいいと思うのだ。
ダイヤブロックやレゴで何を作ったって構わないように。

さて、やはり問題となるのは複製及びその譲渡や売買、ということになる。
デジタルは、録画・録音やなんかとも違って、それそのものを保存できるわけで、完璧な複製が可能である。
この点がアプリケーションや音楽、もちろんゲームソフトの違法な流通を可能とする特性だ。
野菜を複製して食卓を彩ることはできないが、データをコピーして記憶媒体を埋めることは可能なのだ。とても容易に。
忘れてはならないのは、デジタル上で行われることは、人間が勝手に意味性を見出しているだけで、例えば新しいソフトがインストールされたからと言ってハードディスクドライブのサイズが物理的に変わるわけではないということ。
要するに、物理的・質量的変化はまったくないのだ(厳密にはあるんだけど、話の都合上)。
これは「紙」に「黒鉛や墨」で文字を記すと「書」となることとほぼ同じと言える。
「デジタルという曖昧なものに頼るから~」というような、浅薄で乱暴な意見を目や耳にしたことが何度かあるが、そういう輩は試しにマイクロソフトをその観点から論破してみるといい。
いかに自分が愚物であるかを知ってこい。
それは容易さに差があるだけで、根本的には同じことなのだから。

アナログのカードゲームやボードゲームなんて、「ルールさえわかれば」ボードやカードは手作りだって構わない。遊べてしまう。
価値があるのはパーマネントではなく、そこに付与された知的財産なのだ。
つまるところ、僕らゲーム製作者は、データに意味を与える職人で、その意味を買ってもらうのである。
売り手と買い手のつながりは、ただその一点のみに絞られるのが最も理想的だと思うのだが、その点をまったく無視されてしまったら、理想にはどうやら近づけない。
そんなのは、さびしいじゃないか。

まあでもね、結局は人情みたいなところに訴えるしかないところが、この問題の解決がとても遠いことを物語ってしまっているよね。


○GCS手記
Gdiに寝返ってました。
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