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けたろうさんのことがそれとなくわかるところ
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きっと今後も書くことはないだろうと思われる、しかしタイトルとほんのわずかな書き出しだけしたためて捨て置かれていた小説のなりそこないを晒してみる。
記憶がおぼろだが、おそらく専門に入ってすぐ(6年前)くらいに書いたような気がする。
初のマイ&自作PCを部屋に置いてすぐくらいに。


題:呪詛ベクトル

偶然の堆積が呪いとなった。
天元目指して築いた塔は、てっぺんからの景色を知りたいという欲に打ち負かされた建築家自らの重みに耐えられず、音を立てて中折れて、哀れ瓦礫となり果てた。
どうしてこうなった。崩壊と自由落下の中で、彼――牧村雄太はひたすらに嘆いた。
ひどく虚弱な彼の精神はつつけばすぐにでも倒れそうなものだったが、どんな地震にも暴風にも耐えてしまった。実体のない自信というすっからかんの頭と、臆病風に吹かれて凝り固まった腰が、奇跡のバランスを生み出してしまったのだ。要するに、起き上がり小坊師のように。


文はここで止まっている。
何を考えていたのか、当時の自分の真意を汲み取りかねる。
たぶん、「たまたま成功が続いて塔(=実績)ができちゃったけど、それだけじゃいつかはダメになるよね。けっ、バカめ」みたいなことを思っていたんじゃないかと思うんだけど。
なんかこう、とりあえず、小説っていうより、詩だなこりゃ。

さて、口頭で「読んでるよ」とかメールで「読んでるよ」みたいな連絡をもらうことがあってもコメントがあまりつかないこのブログだが、できれば今日の記事にはみなさんの反応をもらいたい。
というのも、この駄文の抱えている問題はたぶん、今の僕にも通ずるところがあるように思えるから、これへの批判は軌道修正のいい材料になるはず、と思うのだ。

2文目のちょっとだけリズムを意識してる感じが鼻につくとか、のっけから暗喩的過ぎて自意識過剰だとか、この厨センスを貫いて♪とか、思いつく批判があれば教えてもらいたい。
「意味ワカンネ」とか「メタファーが微妙」とか、「題材には興味がある」とか、なんでもいいから。


○短編手記
キャラ名を決めたら丸二日くらい放置。
発酵してきたらとりだしてみる。

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この文章だけで判断するなら、厨センスだけど威力がイマイチ足りない気がする。
(ラノベ、エロゲ方面に偏った人間の見方として)厨センスで面白いの書いてる人は、もっと直情的で、も~っと!キモい文章。
そのキモさが面白くて、読みにくささえ愛しくなる。

意識して抑えてたのか、単純に当時の語彙の問題なのかは分からない。
そんな感じでっす。
とちぎ 2009/06/23(Tue)【08:41】 編集
 非道いコトを云おう。

 文体として、中途半端に上手い。
誰でも読めるということは、誰も読めない。
 テーマも暗いし、男臭い。人を選ぶ。

 うーん。
まあ、短ければ読むだろうけど、
長編、ましてや何冊にも及ぶもので
陰鬱なのは嫌だな。
 奇跡のバランス、という部分や、
折れかけてブラブラの塔の先っぽがどうなるのか、
気になるけれど。これよりも描いて欲しいものは沢山ある。
ばしこう 2009/06/24(Wed)【19:27】 編集
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