凶行モラトリアム

先日「朝書くっつって書けてない」と口頭で指摘されてしまったので、一日くらいは実践してみる。

以下、昨晩の出来事。
目出し帽をかぶった人が、夜道で隣を歩いていたらどうしたらいいか。
不測の事態においては１０万円の損害を頭にちらつかせることと引き換えにノートＰＣを盾がわりにできそうだが、機動力には大幅な下方修正がかかっているしなあ。
自分からしかけたら自分が悪人になっちゃうよねえ。
これは歩調をずらすことで奴との距離をとっておくのが得策か。
なんてことを考えながら、３ｍ先にいる目出し帽の男がいる状況。
誰が見ても一様に「怪しい」と感じるであろう姿をなぜ彼はとっているのか。
それとも、これから彼には「仕事」が控えているとでもいうのだろうか。
まったく謎である。

ふと、彼がこちらを見やってきた。
そして会釈。
なんだ、顔見知りなのか。
いやいや、顔見知りの人なんて住居周辺にはあんまりおらんぞ。
不審者扱いされるリスクを背負って、彼は何と戦っているのだろうか。
僕がなんらかの反応をするよりも先に、彼は走り去っていった。

そして今日の朝、特に周辺で事件が起きたような臭いはない。
だったら奴のアイデンティティはなんなんだ。


○ＧＣＳ手記
60.0KB。
ついに、第３編が終了するよりも早く、想像していた完成形のファイルサイズになってしまった。
あうあうあー。