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けたろうさんのことがそれとなくわかるところ
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 自分の開発タイトルが攻略されていく様を、じっくりと眺めている。
要するに2ちゃんねるだったり個人のブログだったりを覗いてみているのであるが、こういう感覚をはっきり持ったのは今回が初めてかもしれない。
それは単純な購入ユーザー数の差と、その中でインターネット上に言葉などを残す人の比率が、今までで一番高かったということだと思う。ありがたい話である。

しかし、その攻略されていく様というのは、なんともはや面白くもあり恐ろしくもある。
「へー、そういう見方もあるのかー」という発見は、ほとんどない。9割8分は予想の範囲内のことばかりだ。予想は計算と言い換えてもいい。仕様設計というのは想定と検証を繰り返す作業なので、その精度がないとしたらそれは「設計できていない」ことを証明したも同然。合っているのは当然だ。残りの部分は想定の甘さ故だったり、ユーザーの閃きが乗っかった神懸りの奇跡みたいなもんだったりの、どちらかである(※1)。
そんなわけなので、「面白い」と感じるのは驚きによるものではない。「んー、予想通り」としたり顔・ドヤ顔を思わず浮かべてほくそ笑んでしまうような、悪戯心が満たされた気分によるものだ。
一方の恐ろしさが、恐ろしい。「捕食されている最中はこんなかな」という気分だ。
僕は世界の誰よりも、開発したアプリケーションの質や量がどんなものかを知っている。だから、いつそれが「食い尽くされるか」がそれなりの精度でわかってしまう。例えば肉食の獰猛な魚のいる池に足を垂らしておいて、その魚が足の肉を少しずつかじりとっていくような。いつ自分のふくらはぎがなくなり、骨がさらされ、骨すら噛み砕かれるか。そういう感じである。自分の育てた野菜を目の前で丸かじりの後ひと呑みで食された、という喩えよりはそっちのが近い。
こればっかりは、彼らの消費の速度には、想定していても驚愕する。

食えるもんなら食ってみろ、そんなに小さくはないぞ!(もしくは柔らかくはないぞ!)と粋がりたいところだが、人様の財布でそれをやるのはけっこう気が引ける。なので、そういうやり方は機を得るまではしない。せいぜい、自分が消耗し過ぎないようにワガママをこっそり注入する程度にしておく(※2)。

つまるところ、僕の初ディレクタータイトルは順調に貪られているようです。
しかし、それもそんなに先までは持たない様相です。あとは、想定にない「ユーザーの思わぬ愛情」を期待してみるくらい。
そういうもんです。


※1 アプリケーションの懐が深く、かつユーザーに熱心さがないと、その奇跡は起きないものだと思う。んで、僕にはその体験は今のところない。
※2 ワガママとニーズが一致する時は、当然その限りではない。くらえ!!! ってなもんである。
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