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けたろうさんのことがそれとなくわかるところ
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○仮面ライダーOOO 2話
・おや、面白い。相変わらずフォームチェンジの有用性は見えないが。
・兄妹の邂逅をあっさりやってのけたけど、来週からどう持っていくのかね。
あと、そのサイドストーリーをいつ頃までやるんだろう。
・見守っていく気分はできた。


しかし今週は慌ただしかったなぁ。
(日曜は週頭ってのが一般的なの? 学生の時分から月曜が始まりのように捉えている僕)
忙しいとかしんどいとか、そういった類のことは極力口にしないようにしているつもりだけど、さすがに骨が折れた。
簡単に書き記しておこう。

9/6の昼、父方の祖母が息を引き取った。
以前からひどく具合を悪くしていたが、ついに。
7日が友引だったこともあって、通夜と葬儀は8~9日にかけて行なった。
7日の朝7:00~8日の7:00にかけて、ギリギリまで仕事をしてから昼過ぎに四日市へ着けるよう睡眠なしで移動。
いったん寝たら乗り過ごす予感が火の如しだったので、時折意識がキングクリムゾンしつつ父の生家へ辿り着いた。
棺に納まった祖母は口にするのもはばかられる姿で、会社を長く休んで付き添っていた父たちのことを考えるとどうにも泣ける。
通夜の御経は圧倒的導眠効果だったが、なんとか耐え忍んだ(はず)。
祖母の死にあたっては、血筋だとか、家だとか、夫婦だとか、そういったことについて思うところが多々あった。
一つの出来事に対して、立ち位置が違うとこんなにも差があるんだなぁ、とも。
職業病というか性分としてメモはひかえてあるが、どうにも公開する気にはならないので(周辺情報を正しく記さないと正しく伝わらないし)、ここでの発言はこの程度にとどめておく。


10日、会社に出るとさすがに色々たまっていて、TGSに試遊台として出展する件もあったのでバタバタと隙間なく作業。
まあ、こっちは普段のことなので、前述の強行軍の疲労感を取りきれていなかったものの、慣れっこ。


「仕事が佳境の時ほど不幸があったりする」と言う人がよくいるけど、印象に残りやすいからそう感じているだけなんじゃないかな。
今週の色んなことは、印象深かった。


さよなら、おばあちゃん。うちの親父を産み、育ててくれてありがとう。
孫からは、それしか言えない。
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○仮面ライダーOOO
・どこを楽しめばいいのか把握しにくい内容だなー、というのが1話の総合的な印象。
冒頭が盗みをやろうとする警備員のコミカルな映し方から入るのは作風なのか判別できないし、
(今後わかっていくことであるにしても)
人間からグリードが生まれるところの描写もわかりにくいし、
(いきなり宝石店で、おばちゃんへの前フリもちょっと足りない)
「歌は気にするな」は冷めるし。
要するに、
映像演出⇒比較的コミカル
物語のアイデア⇒わりとシリアス
となっていて、視聴する際の気持ちの置き方に困るというか。
なんかこう、セリフとか単語だけで意味を伝えようとしている造りになっているっていうか。
「GREED=欲」がわかる人が見ないと意味が通じないんじゃないの、これ。

・主人公のキャラクター像はけっこうわかりやすい。
銃を構えるのがわりとサマになってる風の描写だったのは、過去か何かに関係あんのかな?

・右腕はけっこう好き。奇形は日常からの脱却を潜在的に望む人にとって象徴的特徴。
グリードもけっこう好き。でも、アイデア面での面白さが光る寺田克也さん担当のWには趣味の問題で劣るかな。

・変身はちょっと手間が多く感じたけど、Wも「テンポ大丈夫か」と疑ってかかってた気がするので、こなれてくれば大丈夫かしら。
トラとカマキリに差を見出すことができず、フォームチェンジ不安が強くなる。

・オーズドライバーは売り切れがちだそうで。とりあえず売れてそうでよかった。
でも、ちょっと商売の形態がえげつない感じは否めない。

・「第1話開始時点の時系列で既に仮面ライダーかどうか」
これで作品の傾向がある程度はわかるのかも。
既にライダー:アギト、剣、響鬼、キバ、W
ライダーになっちゃった:クウガ、龍騎、555、カブト、電王、ディケイド、OOO
要するに、「既にライダー」のパターンは、過去なり出生なりに何かあって、既に使命感とかを獲得している。
逆に「1話で初めて変身」だと巻き込まれ型で、これから闘う理由とかが補強されていく。もちろん、何らかのバックボーンを持っていることもある。
(カブトは例外的で、とっくに心はライダーなので、この話題の上ではどちらかというと「既にライダー」のパターン)

1話の作り方の問題(=タイミングのズレ)だけであって、別にどっちが良いという話ではないけど、
誕生の瞬間に立ち会わせる作りなら、その誕生を感動的にしてほしいな、と思ってしまうので、
(作品の解釈として狭いのは承知しつつも)電王みたいなのは興ざめしちゃうところがあって、
OOOもそれでいうと「アー」と思えてしまったのでした。

やや批判的な向きのあるものになってしまったけど、疑念を払拭するきっかけさえあれば、楽しみな作品になっていきそう。



○仮面ライダーW 最終話
・引きずる翔太郎。欲を言えば、「フィリップがいなくなって1年を経て、割り切れないながらも前向きな(ないしそうなりつつある)翔太郎」という姿を見せてほしかった。引きずっている印象の方が強すぎた、というか。バランスの好みの問題?
・フィリップの帰還は、家族の愛情と償いによって成った。奇跡ではない。駆け寄るフィリップを琉兵衛が静止したところは、大黒柱であり、唯一の男家族として、最高の役割だった。
・照井、空気読み過ぎ。
・最終回が消化不良な作品が多かっただけに、なまっちょろいながらも(褒め言葉)まとめてくれて良かった。
以下は平成ライダーで観た限りの最終回雑感。参考程度に。(クウガ~555はあんまりちゃんと観てないんです)
剣⇒剣崎フィーバー。男の姿としては、平成ライダーで一番好きだったかも。
響鬼⇒背中で語れないヒビキさんなんて……
カブト⇒馴れ合うはパリ行くわ、初期の期待が大きかっただけに反動で最低クラス。ハイパーカブトちょっと前くらいからアレだったけど。ガタック登場がピーク。
電王⇒悪くはなかったけど、その後色々続き過ぎて余韻も何もねえ。
キバ⇒グズグズ。
ディケイド⇒なめてんのか。
・ところで、僕のジョーカーメモリが壊れた。なんだ。戦いは終わったってことなのか。串田アキラボイスに備えろってことなのか?
・ともかく、よく楽しんだ。これで終わりだ。


○仮面ライダーOOO
まだ始まってないけど、後で初期にどう思っていたのかを思い出すためにも、現時点での期待感を書いておく。
すっとぼけた風の主人公と、わりと重そうな主題。
題材の取り方は好きな部類。シンケンジャーに続いて小林靖子脚本に期待。
ただ、やたら組み合わせを多く作れるフォームチェンジを作中の展開で果たして活かしきれるものなのかが疑わしい。
フォームチェンジって、どんなに素早くやっても展開が必ず途切れるし(変身部分を音声だけで済ませるのが時間的には最短だと思うが、その場合はカットが必ず変わってしまう。カットを変えない場合は変身シーンを描写するしかないので、むしろ尺は食う。クウガくらいシンプルだと入れようもあるけど……)、撮影事情も大きい部分だと思うので、脚本段階でうまく盛り込むのは難しそうだし。(それを実践する場合は、脚本家に映像構成能力がかなり必要)
というわけで、3項目に分けて期待感をまとめるとこんな感じ。

ドラマ:題材は好きそうなので、うまく書いてほしい。
特 撮:期待と不安、半々。フォームチェンジは特に疑心暗鬼。巨大な怪物戦が多くなるなら、それはあまり歓迎できない。
玩 具:触ってみないとなんとも。Wの延長線上にあるのは間違いないけど。

タカァッ! トラァッ! バッタァッ!


話は変わるけど、黒いバッタってのがいるそうです。
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20100828000070
ゴルゴムの仕業か。



「視界」が狭い!
と高校3年の時、なんとはなしに思って、それ以来「視界」というのは僕にとってキーフレーズの一つになっている。
何か行動を取り始めると「視界」は収束しがちで、なかなか継続的実践はできていないけど、気分が落ち着いている時くらいは「視界」を大きく取る。
「視界」は何も観念的なものではない。
眼球の拾う情景が180°を超えた時、全能感めいたものに近付くことができる。
心身いずれもの在り様と、その作り方の問題。

少し忘れかけていたが、そんなことを熱心に掲げていたことを近頃思い出し、どうでもよくなった。
そのフェーズは終わっっていた。
口を開けて言葉にすること。指を駆使して形作ること。
それだけに終始するフェーズなんて、とっくに終わっっていた。
だが、開けているつもりの口が思いの外小さく、指の動きが殊に硬いことを自覚し、こりゃーやべーと思い至る。
このままでいるとあと数年でちびて滅びる。
エネルギーがあるのは当たり前として、その変換効率の良し悪しが差をつける。
「がんばってくすぶっている」
これが僕の、妥当な現状だと思う。

大火を生むためには、そこっぽい。
そのための下準備、基礎体力として、「視界」をこじ開けておかないといけない。

改造人間じゃないので、状況から使命感を圧迫されて闘いへ赴くことにはならない。
身体作りの考え方は、むしろアスリートのそれであるべきなんだろう。


観念的に過ぎて、何言ってんのかわからないのかな。
変換効率ワリー。



仮面ライダー3連発!

○仮面ライダーW FOREVER AtoZ運命のガイアメモリ
・よろしかった。「カーメンライダー」と、TVのOPのWとは真逆のエターナル(昼でマフラーのなびく方向も反対)でつかみは十分。サイクロンが実は依頼人で切り札はお前だ。
・特撮シーンはできる限りの要素、やりとりを詰め込み、集大成的。
・家族をテーマにしたドラマは、TV放映との相互作用を狙ってのものか。
・ライダーキックを結局特別視してしまう視聴感覚はそろそろいかん。

ところで、3D映画を観たのはこれが初めてだったんだけど、良さも悪さもあるね。
ただ、撮り方・作り方を相当に意識して取り組まないと活かせないどころか不自由さや不快感をあおりかねないことはよくわかったので、これは十分な研究が必要だ。
とりあえず、画角の広い画と、明確にレイヤーの違う構成なら大丈夫かな。
内緒だけど、一番「おおっ」と思ったのはスタッフロール。次に戦隊の名乗り。


○仮面ライダーW 第47話
・全員で乗り込んでいく鳴海探偵事務所員たちと単独行動の目立つ刑事。
・照井の竜くんがひどいやられっぷり。ところで、映画でもそうだったけど、彼と所長の関係はアレで確定なんすね。
46話で二人が話しているシーンは「あ、こいつら合体したな」みたいな風にも見えるとこあったし。
・「ユートピア」が町を守りたい人間たちの最後の敵、っていうのが皮肉で皮肉で。ドラマティックアイロニー。

○仮面ライダーW 第48話
・実質的最終回。
・のっぺらの表現は思わず笑ってしまうところギリギリ。
・「どうしても変身できない⇒覚悟の最後の変身⇒ためらわれる変身解除」っていうのは、
三条さん的なカウンターテーマにも思えた。
・加頭がNEVERだったというのがなんとも哀しいけど、最後の敵としてはちょっと物足りなかったやも。
・照井、包帯ぐるぐるの車椅子……翔太郎以外は何も語らない、「ハードボイルド」なWらしい〆。
・次回、本当の最終回。フィリップのいない最終回。
「1人の男が、悲哀を背負ってヒーローになった」……
って物語だけにはなってほしくない矛盾した気持ち!


「町を護るはライダーの使命!」の方が肌感覚に近くていい。
幼少期は戦隊とライダーとに差はなかったはずなんだけど、どうしてこんなにも僕の中で優劣ができてしまったのか。
これを考えることは、自身の望むテーマ性に差し迫る作業に相違ない。



作業をするための作業。
仕事を作るための仕事。
金を得るための金。

これらの文たちが示す最初と最後にある同じ言葉は、こと組織においては為す者の一致しないことがほとんどだと思う。
管理職が「作業をさせるための作業」をこなすが、その後には作業者たちの領域がひかえている。
営業職が「仕事を作るための仕事」をこなすが、仕事を形にするのは管理職を筆頭とした作業者たち。
経営職が「金を得るための金」をやりくりして、営業に回す。
こうした連鎖が会社組織の血脈だ。


ところで、我が社の場合でそれぞれの担当を考えると、こういった構造になる。

D:作業をするための作業。
社長&D:仕事を作るための仕事。
社長:金を得るための金。
※D=ディレクター

40人が社員として勤めているが、このうちDってのは4~5人。
つまり、残りの35人ほどは、純粋な作業者なのである。
もっとも、「仕事を作るための仕事」として企画書なんかを作る時はグラフィッカーの手を借りることも多いし、「作業をするための作業」は分散して行なうことも多いので、その数字は肩書きの問題ではあるのだけど。

苦労話のつもりで書くのではないけど、現在進行中の仕事で僕は、「作業をさせるための作業」をほとんど誰にも振らずに1人でこなし、「仕事を作るための仕事」もわりと手伝っている、という感じだと思う。
これまでの社会人生活でも、それらをやっていなかったわけではないが、今回の比重の大きさはこれまでの比ではない。
だから実感できてきたことがある。
「ああ、経営ってめんどくせー」とか「しゃちょさんありがとう」とか。

最初の会社の上司であるOさんの色んな言葉のうち、特に印象に残っているものの一つにこんな趣旨の言葉があった。
「君みたいなタイプは、誰かがやるしかない仕事をやることになる時がくる」

「ああ、こういうことかー」とここ半年よく思う。
僕の采配が会社の利潤を左右する。
でも、僕が僕自身の手でゲームを作る作業に触れる時間は減りがちで、そこにフラストレーションがないではない。
こうなることはおおむねわかっていた。
その予感はあったから、いつからか「ゲームクリエイター」という言葉がなんだか嫌いだった。
そういう仕組みをそれなりに理解してみたら、理想や夢想の領域が主戦場ではないように思ったからだ。
でも、それも違う気がしてきた。
そういう仕組みすら包括して「ゲームのこと」を考えようとすることが、「ゲームクリエイター」の入り口なんじゃねーのかなー、と。


ここを踏み越えられると、ゲームクリエイターになる条件を一つ、達成できるのかもしれない。
まあ、金には直接触れちゃいないけどさ。



○天装戦隊ゴセイジャー
・実家に帰っていて目が覚めたので数週間ぶりに観たでござる。
・「スーパー~」がかっこ悪くて……スーパーシンケンも安っぽさにおいては上だったけど、作劇やデザイン的に納得できるからOKっていうか。
・余談だけど、両親もテレビを眺めていて「ゴセイ?」「テンソウ?」と疑問を浮かべていた。親が聞いて意味がすぐさま把握できない子供向けコンテンツが成功するわけないよなあ、と思った。

○仮面ライダーW
・テラードラゴンにバックファイアで攻撃するアクセルにしびれた。そして仮面忍法・火のアクセルになおしびれた。
・恐怖を乗り越えた左翔太郎。
「このバトルでこの左翔太郎に精神的動揺によるミスは決してない! と思っていただこうッ!」
反撃の半径20mダブル・エクストリーム。(ほぼ言いたかっただけ)
・そして、園咲琉兵衛、死す。
・次週はフィリップによる依頼。うーん、終わりだなあ。

○ハートキャッチプリキュア
・サンシャインさん…………



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